サントリー大阪工場スピリッツ・リキュール工房セミナー&見学に行ってきました!
炊き合わせの技から生まれる
『サントリージャパニーズクラフトジンROKU〈六〉』の味わい
~ 六つの和素材が調和する理由 ~
世界的に人気を集めているジャパニーズウイスキーに続き、
今ではジャパニーズクラフトジンの人気が上昇中です。
和の素材や製法にこだわり、地域の特産品を使った個性的かつ高品質なものが多いので、
注目される一因です。
さて、ジンとはどんなお酒かザックリ説明すると…。
● ジュニパーベリーを必ず使用している
● 瓶詰時のアルコール度数が、37.5%以上であること

この2点は必須で、使用されるボタニカルに特に制限はなく、とても自由度の高いお酒のようです。
では、クラフトジンはというと、今のところ明確な定義は存在しません。
強いて言うならば、
- 作り手の技術や想いが反映されている
- 土地の特性や気候を活かしたボタニカルを使用している
今回、ジャパニーズクラフトジンで注目されている中の一つである『ROKU〈六〉』を生み出した、
サントリーさんのサントリー大阪工場スピリッツ・リキュール工房の見学が実現しました!😍
住田屋選抜メンバーが体験した事を、多くの方に伝えたい!!
その想いをレポートでお伝えします😊
メンバーを代表して、山口華鈴がレポートいたします。
では、お願いしま~す(^^♪
はぁ~い!\(^o^)/
レポーターに任命された、お酒を愛する華鈴がお伝えします!😄
サントリーさんのご厚意でリニューアルした、
しかも!!一般公開前のサントリー大阪工場スピリッツ・リキュール工房セミナー&見学に
参加してまいりました。
この日は朝7:30広島発の新幹線に乗車し、いざ大阪へーーー!😝
なかなかの早起き😅でしたが、「普段飲んでいるお酒の裏側が見れる!」と思うと、
眠気より楽しみが勝っていました🎵
まず、サントリー大阪工場で造られているものは何だろう?と思い、新幹線の中で少し調べてみました。
サントリー大阪工場では
「サントリージャパニーズクラフトジン ROKU〈六〉」
「ジャパニーズクラフトウオツカ HAKU〈白〉」
「サントリーリキュール KANÁDE〈奏〉」
「サントリージン 翠(SUI)」
「サントリー梅酒〈山崎蒸溜所貯蔵梅酒ブレンド〉・〈山崎蒸溜所貯蔵梅酒〉」
等々…を造っているそうです。
私、大の翠ジン好きなのですが、その翠が造られている工場に行けるなんて夢のようです✨

そんな気持ちを馳せながら、
気が付いたらサントリーさんのバスに乗って、
サントリー大阪工場に着いていました。
ボタニカルが描かれた素敵なバスを降り、歩くこと約三分。
見えてきたのは、大阪工場「はじまりのラウンジ」
う~~~かっこいい!!🤩
吸い込まれるように中に入ると、モダンな雰囲気漂う世界。
まずここで、サントリーの歴史が分かる映像を観て、
ますますモチベUP!!😝
今日は特に「ROKU〈六〉」にフォーカスして勉強ができるそうです。

それではまずは見学からスタート!👉
はじまりのラウンジ会場から出ると、小さい桜の木や、柑橘類の木が…。
それらを見ながら歩いていると、 まさに「ROKU〈六〉」を思い浮かべる事ができる演出!
素敵です💗

待ち望んでいた工房発見!
シックな造りで、ガラス張り部分を
見ていると、なんと、蒸溜器が😝。
ワクワクが止まりません!
いざ建物の中へ入ると、
歴史が一目でわかる展示物に、
リキュールやジンの展示物。
もっと眺めていたかったですが、
エレベーターで移動。


エレベーターで上がると、バッ!と視界に入ってきたのは、
これまた暗く雰囲気あふれる部屋。
その中央に置かれた机には、何やら四角い箱のようなものが何個か。
何だろう?と思っていると、このスピリッツ・リキュール工房で造られている
ジンやリキュールのボタニカルが入っていました!
ここは、素材となっているものを、実際に嗅ぐことができる会場のようです。

と、その前に!
「ROKU〈六〉」に使われている和素材が何かご存じですか?
名前の通り、和素材は6種類入っているんです!
「桜花」「桜葉」「煎茶」「玉露」「山椒」「柚子」で
ROKU〈六〉は造り上げられています。
【 ※和素材6種の他に、伝統的なジンのボタニカルも入っています 】
桜や柚子は何となくイメージできると思いますが、煎茶?玉露?となる方も多いのではないでしょうか。
私もその一人。
前に一度、ROKU〈六〉についてきたサンプルを嗅いだことはあるのですが、
「う~ん、違うような気がする」という曖昧な感じで、あまり印象に残っていませんでした。
そんな気持ちを抱いたまま、目の前にある煎茶と玉露を交互に吸引!

「全然違うじゃん!」と満場一致。
まず、煎茶は‟若々しい青っぽい印象“。
玉露は‟香ばしく濃厚な香り”。

それはそうと、煎茶と玉露の違いとは…?と
またここで疑問浮上。調べました!🌟
煎茶は日光を浴びて育つのに対し、玉露は被覆(ひふく)栽培だそうです。
同じお茶でもここまで違うのか~と面白かったです!
煎茶でキレを、玉露で厚みをだしているのかなーなんて想像しました。
また、ここにはなかったですが、桜には「八重桜」を使用しているそうで、
「八本松店に咲いている桜だ」と身近に感じました。
ただ!ジンに欠かせない素材と言えば、ジュニパーベリー!

これ、なんとここで試食できます。嬉しい体験!
食べてみると、まず「あ、ジン!」となります。
そのあと、口の中で後に残る苦味と皮が気になりました。
ここで、蒸溜技術ってスゴイ!と思いました。
続いて蒸溜釜の説明を受けました。
大阪リキュール工場には4つの蒸溜釜があります。

① ジン・スチル
② ピール・レクチ
③ ピール・スチル
④ ステンレス製減圧蒸溜釜
特にウイスキー好きの方は「あれ?」と
お気づきになられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そうなんです!ネック部分が長いんです!
(私はだんだんオタマトーンに見えてきました😅)
理由は色々ありますが、一番の理由は
「雑味成分を取り除き、香りをしっかり抽出する為」だそうです。
分かりやすく表にまとめてみました✨

ネックの部分が長いのには、しっかりとした理由がありました!!
まず①のジン・スチルからご説明します!
ジンスチルには主に、刺激が強いものを浸漬し蒸溜。
ほとんどがジュニパーベリーで使われるそうです。
続いて②ピール・レクチ
ピールレクチには柑橘類を浸漬し蒸溜。仕上がりは軽やかになります。
続いて③ピール・スチル
ピールスチルには、こちらも主に柑橘類ですが基本的に柚子を浸漬し蒸溜。
力強い仕上がりになります。
【 ①のジンスチルと形は一緒ですが、釜の内部構造が違うそうです 】
最後は④ステンレス製減圧蒸溜釜
減圧蒸溜釜では、沸点を下げゆっくり蒸溜。
主に桜などの繊細な素材で使っています。
高品質な香りだけが残る仕組みになっています。
ちなみに…、使用している八重桜は神奈川県産のものだそうです!
以上の説明を受け、実際に蒸溜釜の見学へ!
ドーン!と立っている4つの蒸溜釜。これで造られているんですね…感動!

右から、①、③、②、④となっています。
①と③の間にタンクが2つありますが、これは浸漬タンクだそうです。
左横のほうにも小さい蒸溜釜があったのですが、
これは「パイロットスチル」と言い新製品を生みだす為や、
新人スタッフに蒸溜技術を教える際に使われているそうです。

機械化、AI化が進んでいく中で手作りをする伝統・技術を伝承していくという
想いが込められているそう😌
深いですね~😮。
次は待ちに待ちました!テイスティングタイムです!
そのためにはまず会場を移動しなくっちゃ♪😝
(セミナー&見学ももちろん楽しかったですよ!)
と、またエレベーターへノリノリで乗り、会場へ行くと…
壁、天井、机全てがプロジェクションマッピングされ、
一面🌸桜景色🌸ではないですか!

人って感動しすぎると声にならないのですね。
どこに座ろうかな~と考え、最前の席をゲット!✌
机の上には既に、

①桜原料酒 ②柚子原料酒 ③ROKU〈六〉
④KANÁDE〈奏〉・柚子、右側にROKU〈六〉のソーダ割りが
紙の上にそれぞれセットされていました。
まず、ROKU〈六〉ソーダ割りを嗜みながらムービーを鑑賞。
動画撮影がNGだったのでしっかり脳内に焼き付けてきました!
ここでのキーワードが「26時間」
長いようで短い、短いようで長い、皆さんはどう感じますか?
実は、この「26時間」とは 『桜を収穫してから釜の中に入るまでの時間』なんです!
ムービーは、収穫している様子、トラックに乗る瞬間、右上にタイマーがあり
ハラハラする音楽とともに大阪工場まで到着する様子が流れていきます。
最後、釜に入ったところで音楽が緩やかになり、
「サントリージンROKU〈六〉」で締めくくられます。
ここの会場は、視覚、聴覚など、全ての五感で取り込まれます。
臨場感がすごかった…🤩
先ほどチラっと言ったと思うのですが、桜花は神奈川県で厳選して収穫されたものになります。
ちなみに桜葉は静岡産だそうです。
花と葉で収穫地が違うんだ😮と、ここでもROKU〈六〉へのこだわりを感じました。
ついに念願テイスティング!
まずは①の桜原料酒から
THEさくら餅。あまりにもさくら餅すぎる!

原料酒そのままだとほんとに桜を食べているかのような感覚になります。
花より葉のほうがイメージに近いかもしれません。
花と葉で収穫時期が別だそうで、浸漬してブレンドするそうです。
ここで、加水して飲んでみましょう!と、
サントリー天然水を少し入れて飲んでみました。
するとどうでしょう、香りが柔らかくなって心地がいい!
ただやっぱりさくら餅でした😅
続いて②の柚子原料酒
先ほど試飲した①もこの②も、どちらも47°だそうで、飲んでみると
ゆずの風味はもちろん、どちらかというと皮の渋みがあるね~と皆で話しました。
柚子は、アクセントになるそうです。
ここで、S.Yさんが挙手!
「桜は収穫してから釜の中に入るまで26時間だと思うのですが、
柚子はどれくらいの時間なのですか?」←たしかに。聞きたい!😝
気になるアンサーは…
「柚子は桜と違い、油分があるため冷凍保存ができます。
ですので、いい時期に収穫し、使うときに出します」とのこと。
なるほど…!!油分!面白い!
これも加水して飲んでみました。若干の苦味がありながら柚子の風味が
広がり、これもまた興味深い。。
次に③のROKU〈六〉をストレートで。
今日、ROKU〈六〉の原料であるボタニカルの香りを嗅ぎ、原料酒を飲んだので、
全部の味がします!!😝
さっきROKU〈六〉ソーダ割りを飲んだときに感じにくかった柚子のニュアンスに桜。
お茶もいる!
トップ … 柚子、桜、葉
ミドル … 煎茶や玉露
アフター … 山椒
山椒のスパイスさが最後にアクセントになってまとまる、そして繊細さ、
ブレンド技術スゴすぎる!となりました。
ここで、一般的なドライジンとROKU〈六〉の製造の違いについてご説明いただきました!
【一般的なドライジン】
ジュニパーベリーやボタニカル、すべての原料を一括で浸漬、蒸留。
【ROKU〈六〉】
6種類を、先ほど見学した4つの蒸溜釜でつくり分け。
素材ごとに最適な釜で蒸溜します。
ここで今回の「核」となるポイント👆
『ROKU〈六〉の造りは、いわば和食の炊き合わせ』

炊き合わせは、しいたけの色がほかの食材に移らないように別の鍋で煮たり、
絹さやはどの素材よりも早く色がつくため先に取り出すなど、
素材のそれぞれの個性を見極め最後にまとめて一つの料理になっています。
まさに、ブレンドです!!
ROKU〈六〉こそ、和にこだわったジャパニーズクラフトジンの代表作だと感じました。
楽しい研修も残りわずかとなり、少し寂しい気持ちを感じていたのも束の間。
今度は各々にアイスペールが配られました。
お次は、何かと思えばカクテル作り!
「ROKU〈六〉×KANÁDE〈奏〉・柚子」でカクテルが作れるそうです!
作り方もしっかり覚えてきましたのでお伝えします!
① まずグラスにたっぷりの氷
② ROKU〈六〉、KANÁDE〈奏〉柚子を注ぎしっかりステア
③ 氷が氷が少し溶けてくるので、ここでさらに氷を追加
④ トニックウォーターを注いで、マドラーで一回転させれば完成🎵
飲んでみると、KANÁDE〈奏〉柚子の甘みもありながらジンの和なニュアンス、
トニックの苦味、合わないわけがない!
絶妙な調和が保たれていて、新しい飲み方でお客様にお勧めしたい!
甘いのが苦手な方でも飲めそうなカクテルでした。
ソーダでも美味しかったかも🤔
ただ私は断然、ROKU〈六〉×ソーダが大好きです!!
そんな想いを馳せながら、サントリー大阪工場スピリッツ・リキュール工房
見学&セミナーの幕が下りました。
今回研修に参加したメンバーの「生の声コーナー」!
・スタッフS
「旬を大事にする姿勢に感動しました。瑞々しい桜の香りを是非感じてほしいです!」
・スタッフA
「最初は『高いな…』と思っていましたが、工程を知り、納得の一本に変わりました。」
・スタッフO
「ジンが苦手だった私でも、美味しい!と心から思える出会いでした。」
今回の研修では、「視覚」「聴覚」「味覚」を組み合わせた体験型のセミナーで、
とても楽しく勉強ができました。
テイスティング会場が桜一色になれば桜の味がしてくる、
緑になればお茶の味がしてくる、印象操作されてしまう新感覚で
素敵な会場で飲むROKU〈六〉、最高でした😍
この研修で最も印象に残ったことは、
「素材ごとに蒸溜器を使い分ける」=「和食の炊き合わせ」ということです。
この発想こそが美味しさの理由で、世界に認められるクラフトジンが生まれているのだなぁと感じました。
そして、原酒料の飲み比べの際、桜の繊細な香りが減圧蒸溜釜で蒸溜することによりここまで残る。
そのあと実際に六ジンを飲み、ジュニパーベリーの力強さやお茶の渋み、
山椒の余韻…それぞれの要素を感じ取れ、
複雑でバランスのある味わいが構成されているのを実感しました。
『最初から完成された味ではなく、素材を最大限に生かしブレンドにより生まれる、
偶然ではなく必然のジン』だと私は思います!
そして、改めてサントリーさんの企業努力やブレンド技術の素晴らしさを、再認識した一日でもありました。
この研修で得た知恵や想いを、POPに宿したり、接客にどんどん活用していきます。
「どんな料理にあうの?」「おすすめの割り方は?」など、ぜひ店頭でスタッフにお声掛けください。
私たちが体験した驚きを、今度は皆様にお届けします!
最後に、今回も研修を開催してくださったサントリーさんや
研修に参加出来なかった住田屋スタッフの方、ありがとうございました!
以上、華鈴のレポートでした😄
